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彼女のこと

親友からLINEで、「聞いてほしいことがあるんだけど電話してもいい?」と連絡があった。しょっちゅうやりとりはするけど声を聞くのは久しぶりのことだった。どうしたの?と聞くと重い口調で話し始めた。2月の初めに体調を崩してしまい、退職を決めたらしい。もともと彼女は丈夫な方ではなく、昔から学校も遅刻や休みが多く、生理痛なんかも大変そうで、最近はピルを飲んで生理痛を軽減させたりもしてると言っていて同じ女子でもそこまでつらい人もいるのかと知って驚いた。アルバイトという働き方ではあるが、図書館で働いていて忙しそうではあるが充実していたようだった。今は頭痛やめまい、背中や首もつらいみたいで今回の不調はいつもかかっている接骨院に行ってもいまいちだったようで、腕はいいけど高額な鍼治療へ通っているらしい。ちなみに値段は一回12000円するらしく、それは高いねーと私も同意するとそうなの、と言ってあきらめたように笑う。リラックスしたのか一息ついて、それでね、わたし外で頑張って働いてもシフトにたくさん入れば入るほど治療費もかかって、自分が稼げるお金よりも自分にかかる費用の方が多いっていうとそれは言い過ぎかもしれないけど、だから、外で働くよりも家でコラージュとかデザインを仕事にできないかって思ってるの、そんなに稼げなくてもいいから。かんたんなバイトもしつつ、と言葉を足した。私も彼女の作品がすごく好きなので、今はハンドメイド作家って働き方も流行ってるしやってみたらいいよ、Photoshopとかもある程度使えるんだし。でも今日彼女は鍼治療に行って、首や肩の痛みを相談し、作品をつくっていることを白状すると、今はやりすぎだと注意されたらしい。だからまだ時期じゃないってことなんだね、働くのも休むのも難しいよねと言うとホントそう、今は治療中ってことでもっとあきらめなきゃー、聞いてもらって楽になったよとお礼を言って、私の方もまたいつでも連絡してと電話を切った。彼女は真面目で、彼女の作るものも真面目で繊細だ。きっと全てのことにそうあらなければと感じているからこそ、疲れやすかったり感じるものが多いのだろう。フリーターができないと悩んでいたけど、でも持ってるものあるから、頑張ってほしい。あきらめないでほしい。

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